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​志高き仲間とともに
研究を作り上げる密度の高い3日間

 Future Global Leaders Camp(FGLC)は、2015年から大阪大学大学院国際公共政策研究科の主催のもと、高大連携事業の一環として毎年夏に開催されてきました。FGLCでは、夏休みの3日間高校生がグループで国際課題をテーマにした探究活動を行います。また活動の合間には、国際社会で活躍されている方による特別講演を行ってきました。

 FGLCの開催の目的は、高校生の皆さんが将来グローバルな舞台でリーダーシップを発揮して社会課題を解決していくために必要な国際的視点・感覚を養い、全国から集まった高校生と国際問題について知恵を結集し、何ができるのかを考えて結論を得ることです。これまで、国内外から志の高い意欲的な高校生が集まり、課題解決に向けた積極的な議論を展開してきました。

 

 世界は新型コロナウイルス感染症のパンデミックを経験しました。また「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」で取り上げられた諸課題をはじめとして、一国では容易に解決しがたく国境を越えた協力や連帯が必要な問題も多くあります。同時に、ロシアのウクライナ侵攻に代表される国際社会の法と秩序への明白な挑戦など、未解決な政治的問題も山積しています。このような世界的危機にある今こそ、世界中の諸課題に関心を持って国際理解を深めると共に、既存の枠にとらわれずに社会課題を解決するために自らにできることを考えるときです。

 

FGLC を通して、将来の世界を切り拓いていく仲間と知恵を寄せ合い、共にチャレンジしましょう。

​皆さんのご参加をお待ちしています。

FGLCに参加した現役阪大生の声を紹介します!​

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Nさん(外国語学部

私は高校1年生の夏にFGLCに参加しました。


当時は漠然とした国際問題への興味だけでこのイベントへの参加を決めました。実際に会場へ行くと、学年も異なり自分よりも意識が高い人ばかりで、初めはとても萎縮したことを覚えています。私はFGLCに参加し、研究の難しさを知りました。高校で行う課題研究は実は本当の研究ではないということに気付かされ、本来研究はどのようなプロセスを踏み、どのような思考方法で進めていくものなのかを知りました。これまで「なんとなく」で手探りの研究をしていた私にとって、FGLCで得た研究の基礎は大きな学びとなりました。

また、FGLCで出会った同じ高校生の仲間には、これまでも積極的に動き多くの学びを得ている人が多くいました。さまざまな経験をしてさまざま

な思いを持った人が集まり、研究の合間にたくさんの知識や考え・経験を交換することで、自分には無かった新たな視点を手に入れることができました。自分の通う高校という小さな枠組みから外れ自分の未熟さを痛感するとともに、そこで受けた大きな刺激が今後の活動への原動力となりました。私がFGLCに参加したのは3年前になりますが、メンバーとのつながりは今でも残っています。大学で専門知識を学びながら学生団体で活発に活動している人や、海外の大学へ進学して現地の環境問題の解決に貢献しようとしている人もいます。未だに彼らから大きな刺激を受けていますし、出会えて本当によかったと感じています。

 

FGLCはただ「国際問題を考える3日間」というだけではなく、1人では得られない貴重な学びが得られる機会です。もし少しでも興味があれば、ぜひチャレンジしてみてください

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